ブレーキフルードの交換にかかる料金の相場は?ディーラーはやっぱり高い?
目次
- ブレーキフルード(オイル)の交換費用の相場はいくら?
- ブレーキフルードの交換時期
- ブレーキフルードの交換にかかる時間は
- ブレーキフルードは交換をしないとどうなる?
- ブレーキフルードは自分で交換しても大丈夫?
(出典:グーピット)
ブレーキフルード(オイル)の交換費用の相場はいくら?
ブレーキフルードに必要な経費はカー用品店や町の整備工場では3,000円~5,000円くらい、ディーラーでは約1万円弱位が相場の目安です。
しかし、車種によっては料金も変わってくるので詳しくは事前に問い合わせてみるのもいいかもしれません。
輸入車の場合は、車種によっては町の整備工場での交換を断られる場合もあります。そのため輸入車のディーラーは正規品を使用するためさらに高額な金額になってしまうこともあります。
ブレーキフルードの交換時期
ブレーキフルードの交換時期は2年~4年位が目安となります。
車の走行距離などがそれほど多くない場合は4年くらいの頻度の交換でも十分大丈夫と言えるでしょう。
ただし、ブレーキフルードの劣化も考えられるので2年くらいで交換するのが理想的といえます。
車検の時期とブレーキフルードの交換時期がちょうど同じ位の周期なので車検の時に交換をしてもらうと割引してくれる事もあるのでメリットが大きいです。
普段からブレーキに大きなトラブルを感じることは殆どありませんが、普段では通らない急激な坂道などでブレーキの効きが悪くて怖い思いをしたという人も少なくありません。
ブレーキオイルは必ず劣化するものなので定期的な交換は絶対に必要なものです。
ブレーキフルードの交換にかかる時間は
(出典:グーピット)
ブレーキフルードの交換に必要な時間はだいたい約30分くらいで作業が完了します。
これは、ディーラーや町の整備工場、カー用品店のいずれであっても殆ど同じくらいです。
しかし、それぞれ繁忙期があるので作業までの順番待ちが発生してしまう可能性もあります。
ブレーキフルードの交換だけでいちいち業者に頼むのは面倒くさいという場合は緊急な場合を除き車検の時に交換してもらうのが良いでしょう。
ブレーキフルードは交換をしないとどうなる?
(出典:グーピット)
ブレーキを使用すると摩擦が発生してブレーキフルードも高温になり沸騰して、ブレーキフルードの量が少しずつ減ります。
そのたびに酸化をおこしたり、気泡が発生する事でブレーキのペダルを踏んでも圧力が伝わり辛くなるためブレーキが甘くなってしまいます。
ブレーキフルードは水に溶けるものなので、ブレーキを使用するたびに空気中の水分と吸着してフルードに水分が混じってさらに劣化へ。
そしてブレーキフルードは新品の場合230℃くらいの沸点ですが、水の沸点は100℃なのでブレーキフルードの温度が上がりきらずにブレーキの効きも悪くなる悪循環に。
さらに、水分が多くなると錆付く可能性も出てきます。そうなるとただブレーキフルードの交換だけではなく、周辺のブレーキに関連部品の交換も必要になってきます。
ここまで行ってしまうと交換の費用だけで10万円以上が必要になってくるのでブレーキフルードを定期的に交換する方がはるかにメリットが多いという事が分かって貰えたと思います。
ブレーキフルードは自分で交換しても大丈夫?
(出典:グーピット)
ブレーキフルードは全く劣化せず量が減っただけならば、同じブレーキフルードを購入してタンクに不足分を補充すれば良いだけなので簡単です。
しかし、殆どの場合はブレーキフルードが劣化して気泡や水分が含まれた状態だと考えられます。そのような状態だと古いブレーキフルードを抜く作業が必要となってきます。
タイヤを外したりする大がかりなものとなるのでそれなりの知識があってもなかなか実際にやるのは大変な作業です。
技術的にもブレーキフルードの管の中に空気を入れてはいけないのでエア抜きなどの高度なテクニックが必要な作業など行わなくてはならないので、全くの初心者には不向きな作業と言えます。
ブレーキフルードの交換は自動車整備士の資格がとりわけ必要ではありませんが、ブレーキの効きそのまま直結するものでもあるので、慎重に行わなくてはなりません。
したがって、全く知識がない人には決しておすすめができる作業ではないという事は肝に命じておきましょう。
料金的にも整備工場などでは3,000円くらいから交換を行ってくれるのでわざわざ大変な作業をするくらいなら最初から業者に依頼した方が良いですよ。