ショックアブソーバーの寿命・交換時期の目安はどれくらいなの?
目次
- ショックアブソーバーの寿命ってどれくらいが目安なの?
- ショックアブソーバーは、4本同時に代えたほうが良いのか
- ショックアブソーバーが劣化している可能性が高いと判断される症状
- ショックアブソーバーの劣化を放っておくデメリット
(出典:グーピット)
ショックアブソーバーの寿命ってどれくらいが目安なの?
車の足回りでとても重要なパーツであるショックアブソーバーですが、基本走行をしていけば消耗をしていくので消耗品の部類に入ります。
ショックアブソーバーの寿命は普通車や軽自動車で約8万キロ~10万キロと言われています。
そして時間経過の劣化もありますので、新車登録から10年位が寿命の目安となります。
しかし、普段から走っている場所や環境、運転の仕方によってもショックアブソーバーへの負担が大きく変わってきます。
数字的な目安だけではなく、乗り心地やハンドル操作の違和感などを感じたら早めに交換をすることも重要です。
ショックアブソーバーは、4本同時に代えたほうが良いのか
(出典:グーピット)
ショックアブソーバーは交換時期になったら理想としては4本同時に変えるのが理想的です。
しかし、先ほども言ったように走っている環境によっては前後左右消耗の仕方が全然変わってきます。
そのため、フロントのみの交換、もしくはリアだけの交換をする人も結構いたりします。
ただ、左右のショックアブソーバーの交換に関しては自動車の全体的なバランスを考えるとやはり同時に交換した方が安全面からいっても良いでしょう。
ハンドル操作にもかなり影響が出てしまう恐れも出てくるので、事故につながってしまう可能性も高まります。
ショックアブソーバーが劣化している可能性が高いと判断される症状
(出典:グーピット)
ハンドルが振れて真っ直ぐに走らすこともままならない
この症状は完全にショックアブソーバーの左右のバランスがかなり悪い状態になっている可能性が高いです。
このようにあきらかな症状が出てしまっている状態であればすでに交換の時期を迎えていますので、なるべく早く交換をしてもらいましょう。
真っ平らな道でも車が左右に揺さぶられてしまう
この症状も車のバランスがとても悪い状態になっている可能性が高いです。
自分自身でもコントロールし辛い状態となっている場合は事故につながる原因にもなるのでこの症状が出てしまっているのであれば、すぐに整備工場で見てもらった方が良いでしょう。
タイヤのトレッドパターンの摩耗具合が明らかに偏りがある
(出典:グーピット)
4つのタイヤの減り方が明らかに偏りがある場合は、車のバランスが悪い状態を示しています。
特に減りが早いタイヤのサスペンションには大きな負荷がかかっている可能性があります。
この場合もまずはディーラーや整備工場などで早めに点検をしてもらうのが一番です。
これらの3つの症状が顕著に現れ始めたら交換の時期を過ぎていると考えた方が良いです。
車の操作に違和感を感じながらの運転は時には事故になりかねないので早めの対処を心掛けましょう。
ショックアブソーバーの交換費用の目安
ショックアブソーバーの交換に必要な工賃は2万円~5万円位が大体の目安となります。
外車の場合、ディーラーによる交換であればもう少し高めを見積もっておいたほうが良いかもしれません。
そして、あなたの愛車の状態のよって大きく必要経費が変わってきます。
サスペンションを全て交換するとなるとサスペンションの費用もかかりますし、アライメントやその他の工賃も発生します。
これらの料金を合わせると少なくとも10万円以上を見積もっておいた方がよいです。
さらに外車のディーラーの場合は20万円以上の料金になってしまう事もあります。
ショックアブソーバーの劣化を放っておくデメリット
(出典:グーピット)
ショックアブソーバーの劣化が起きていても、実際に町中を走行する位であれば全く違和感に気づかないケースも十分に考えられます。
オイル漏れなどのはっきりした症状が出ないと気づかない人も実は多かったりします。
しかし、ショックアブソーバーは走行を続けると確実に消耗するものなので、いわば消耗品と言えます。
ショックアブソーバーから突然異音が聞こえたり、オイル漏れが発生してしまう可能性もあります。
これらを放置していたら当然車検に通りませんので、交換の目安の時期に差し掛かったら交換を前提に考えた方が良いでしょう。